2014年3月26日水曜日

いきいき春の音まつり


 


写真 3月23日、左京西部高齢者ふれあいサロンで、音楽をテーマにしたイベント 「いきいき春の音まつり」 が開催されました。ご来場いただいた皆さまありがとうございます。
 
12時の開場前から何人ものご家族でにぎわう中、下京区の 「はあと・フレンズ・ストア」 さんのショップが展開され、二階ではダウン症でカラフルアート作家として活躍するいかわあきこさんの絵画の展示や、トコトコの会京都さん主催の写真の展示会が行われました。

左京西部いきいき市民活動センターさんの写真左京西部いきいき市民活動センターさんの写真
一階の広間では鈴木さん手作りの打楽器で子供たちが遊んでいるが、おんらく市場の皆さんによる演奏が始まり、それに合わせて子供たちも一緒になっての即興ライブが始まりました。その後、13時からのひょうたんオカリナ作りでは子供たちがそれぞれに色を塗ったオカリナを作り、14時半からは京都で活躍するドキドキぼーいずの本間広大さんによる音楽とダンスの 「からだあそび」 のワークショップが始まりました。
左京西部いきいき市民活動センターさんの写真左京西部いきいき市民活動センターさんの写真

 そして、この音まつりの最後の企画であるタケオ&大阪マライカのライブが予定よりも早く始まると、開場である高齢者ふれあいサロンに収まりきらないほどの沢山の人が集まり、その大勢の前でタケオさんのジャンベの演奏やアフリカンドラムの大阪マライカの皆さんの演奏は一時間を超えて続きました。このころには来場者数も180人を超え、中にはそのライブでの音を聞いてふと立ち寄ったというような、このお祭りのことを知らなかった地域の方などにもご来場いただけました。写真

 10歳未満のお子さんからおじいさんおばあさんまで幅広い年代の皆さんにお集まりいただいたいきいき春の音まつり、お近くの方だけではなく京都市街からもたくさんの方にご来場いただけました。左京西部いきいき市民活動センターではこれからも沢山の企画を行なっていく予定です。より多くの皆様のご来場お待ちしています。
左京西部いきいき市民活動センターさんの写真

2014年3月21日金曜日

中学生のための演劇講座 

3月15日(土)と16日(日)の両日、中学生のための演劇講座が行われました。
左京西部いきいき市民活動センターはかつて、中学生等が学習をした場所でもあります。この頃は施設を訪れる中学生はめっきり少なくなりましたが、ぜひ中学生もこのセンターに来て欲しい!と3年前からこの事業を行っています。
 とはいえ毎年、参加者を集めるのに苦労する事業ですが、今年はリピーターも含め、例年よりたくさん参加してくれて、やっと交流事業らしい盛り上がりを見せました。
「演劇講座」と名付けていますが、内容はほとんど体を使って遊ぶゲームで構成されています。自分は何が好き?どんなことを感じている?といった自分への意識から、相手のことを考えたり、相手との違いを認識した上で、どうすれば相手に届くかといったことを、理屈ではなくゲームで体感する内容です。ゲームなのでいかに楽しむかが大切です。失敗しても笑い合えるオープンで、生き生きとした雰囲気の中で、
笑いが絶えないワークショップとなりました。
 これは、演劇の「インプロ」と呼ばれる、即興で演技する手法を使っています。
 相手が表現したことを受け止めて、それに上乗せして表現するのがインプロの基本です。これは、相手を尊重しながら上手にコミュニケーションをとったり、人に何かをうまく伝える、もしくは上手に聞くといった事にも役立ちます。もちろん、演劇にも役立ちます。
 近年「キレる若者」や、コミュニケーションが苦手といった若者の問題について報道されることがありますが、その原因の一つは、こうして体を使ったコミュニケーションや遊びをあまりしなくなったからかもしれません。この講座は来年も実施する予定です。より多くの中学生と出会えるのを楽しみにしています。
 

2014年3月16日日曜日

思い出アルバム展示会 開催!!

3月17日(月)より当センターで
思い出アルバム展示会が開催されます。


地域にお住まいの70歳以上の四人の方にご自身のアルバムにしまった思い出の残る写真から人生を振り返っていただきました。


そこで語られた戦前・戦後の社会状況、日々の暮らしのへの想いを若い世代の聞き手が書きおこし、それぞれのこれまでを、人生のアルバム本「わたしの道」としてまとめました。



できあがったアルバムのお披露目会と贈呈式をおこないました。プロジェクターで写真を映し出しながら幼少期の思い出や今までで苦労した時期の話をしていただき、みんなでそれぞれの人生を分かち合いました。
「今まで周りに話すことのなかった思い出を語り嬉しかった。」
「皆さんの話を聞いて、人間いろんな人生があるもんだと思った。この経験を糧にしたい。」
「思い返すのもつらい出来事もあったが、過去のことは過去のこととして整理したい。」
このような感想の声が聞けました。

参加された方と聞き手が出会い、そのつながりの中でつむぎだされた言葉と、時代背景を写し取った写真とで作成したアルバムをパネルにして展示します。それぞれの方の人生の物語が綴じ込められています。ご覧になられた方に今を生きるヒントや共感を得ていただくことを目指しています。ご来場をお待ちしております。